飛燕一型丁〜日本陸軍三式戦闘機「飛燕」制作記〜タミヤ 1/48

1 製作開始
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2016年12月に突如発表された完全新金型のキットです。直前には5月の静岡ホビーショーにて発表された同じく1/48スケールのF-14トムキャットが発売され、ネット界隈では非常に盛り上がっておりましたが、こちらも話題の新作です。胴体左半分が透明成形されたパーツも同封されています。このあたりはかつての彩雲などを彷彿とさせる仕様でそのため、エンジンなども再現されています。キャノピーのパーツは胴体パーツとはまた違い、抜群の透明度です。

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2 仮組
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胴体を合わせてみましたが、もはや「その場所にしか取り付けられない」状態です。隙間なく、尚且つ位置がずれないよう左右のパーツの爪が工夫されていますので、その他に気にする部分は接着剤のはみ出しくらいではないでしょうか。主翼のパーツにも内部に桁のような大きなモールドがありますので、反ったりしないようになっています。

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3 主翼の制作
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説明書の順序とは違いますが、まずは胴体・主翼などのパーツの筋彫りを掘り直しておきます。色を重ねるために、また合わせ目消しなどでの表面処理に備えて一段深くしています。上下を張り合わせ、機銃周りなども先に組み付けて表面処理などを済ませておきます。

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4 小物の制作
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気分が乗っている時、テンションの高いうちに小物の制作・処理を済ませてしまいます。増加燃料タンクはパーツを合わせて合わせ目消し。同時にタイヤ・脚柱なども処理をして塗装に備えています。別途塗装ができるように排気管なども切り離してゲート処理などをします。切り離しても取り付けを間違わないようピンなどが工夫されています。恐るべし・・・。

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5 主翼のリベット打ち
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せっかくの銀塗装です。組みやすいキットですのでひと手間かけてみようと思い、機体にリベットを打つことにしました。図面を参考にリベットツールで打ち込んでいきます。鉛筆で位置を書き込み、ガイドテープを当てて手作業で打っています。

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6 胴体の組み立て
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胴体のパーツにはエンジン架やコクピット内のパーツは先に接着し、内部色を塗装。細かい塗り分けは筆塗りで行いました。全体のコクピット色にはMr.カラーの119番サンドイエローを使用しています。同時に、こちらも内部パーツというのでしょうか、エンジンも組み立て・塗装を進めています。その間に主翼のリベット打ちが完了しました。

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このキットは胴体を合わせてからコクピットを差し込めますので、先に胴体左右を貼り合わせます。また、今回はアンテナ支柱を取り付けませんので、キャノピー後部の取り付け穴は伸ばしランナーで塞ぐようにしました。操縦席後ろのロールバーや内部の高圧タンクなどはゲート跡が見えないようになりますので、ランナーに付いたまま塗装・組み立てができます。

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8 コクピットの仕上げ
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コクピットは機銃・照準器まで取り付けていきます。キットにはシートベルトはデカールで付属していますが別途再現するようにします。「紙創り」さんのシートベルトを使用しました。バックル部分を銀で塗装するだけで十分な再現度。なおかつシートに馴染みやすいので扱いやすいと思います。

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9 胴体のリベット打ち
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主翼に引き続き胴体にもリベットを打っています。その後、胴体と主翼を接着します。隙間なくピッタリ収まりますが、念のためマスキングテープで固定しておきます。

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10 キャノピーのマスキング
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飛行機模型の難関、キャノピーのマスキングですがキットにマスキングシートが付属しています。ラインに沿って切り出すだけでピッタリとマスクできます。私の乾燥としてはラインの外側を切る方がよりフィットするように思います。

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11 マーキングの塗装
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せっかくリベットを打ちましたのでデカールを貼るより、マーキングも塗装しようと思います。キットのデカールを採寸し、マスキングテープを切り出します。マスキングテープは糊が残りにくい3Mの18mm幅のマスキングテープを使用します。

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12 塗装開始
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まずは全体にサフ吹き。筋彫りも一度掘り直していますので埋まることなく、またリベットも活きています。乾燥したら黄・赤で塗装する部分の下地としてホワイトを塗装しておきます。

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13 脚の制作
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脚廻りは別途制作を進めています。金属表現にはハセガワさんのミラーフィニッシュ、モデラーズのプラグコートを使用してブレーキパイプを再現しておきます。

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14 塗装進行中
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主翼前縁の識別帯のイエローを塗装します。同時の同じ色を使用しますのでプロペラもサフ〜ホワイト〜イエローと塗装してイエロー部分をマスクした後Mr.カラー131番の赤褐色を塗装しました。

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15 赤を塗装
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引き続き塗装です。国籍マークや尾翼・胴体のストライプの赤を塗装。塗装が済んだら先のイエローと同様マスクしておきます。サークルカッターで切り出した国籍マークには中心にコンパスの針の穴がありますので、そこも忘れずマスクしておきます。同時にフラップ上面・機銃パネル周りの赤いラインもマスクしておきます。

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16 銀塗装
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いろいろなカラーが見えていますので、銀塗装に備える意味もあり下地としてブラックを塗装します。Mr.カラーの1500黒サフです。この際に胴体横、フィレット付近の滑り止めをマスクしておきます。その後全体に銀を塗装。Mr.カラーの8番を使用しています。

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17 銀塗装その2
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主翼の桁、各部のパネルなど銀の色調を変えていきます。スーパーメタリックのスーパーアイアンやそれに若干の黒・茶を混ぜた銀を各部に塗装します。

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18 脚収納庫の塗装
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脚収納庫の塗装について。先に塗装して内部をマスクする方法もありますが今回は周りをマスクして内部を後から塗装するようにしました。胴体と同時に脚カバーも塗装を済ませました。

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19 最終仕上げ
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いよいよマスクを剥がします。吹き込みがないか・・・など気になりながらも全体像が見えてくる瞬間が楽しみです。今回は吹きこぼれなどもなく、デカール貼り・スミ入れと進め、最後にモデルカステンのストレッチリギングでアンテナ線を再現しておきます。

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